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奈良交通バス和束線の終点「和束町小杉」(京都府相楽郡和束町)。

主要地方道r5<木津信楽線>の道なりに設置、折り返し用の回転場が併設されています。ここからさらに北東へ進んで、湯船森林公園を経て府県境、滋賀県甲賀市信楽町に至ります。r5は奈良と信楽・東近江・湖東方面を結ぶ最短路であり、聖武天皇ゆかりの三旧都、平城京・恭仁京(木津川市加茂町)・紫香楽宮(信楽町)を結ぶ「歴史街道」でもあります。

JR加茂駅前と和束町小杉を結ぶ和束線は、もとは国鉄(JR)バス近城線でした。

近城線は奈良駅・加茂と信楽・水口を結び、国鉄信楽線(→信楽高原鉄道)の信楽と関西本線(大和路線)を連絡していました。信楽線(貴生川-信楽間)は信楽から先、加茂へ延伸し関西本線に連絡する計画だったそうで、信楽線の未成区間をバスで結んでいたことになります。JRバス加茂営業所廃止に伴い、近城線の京都府内(主に和束町)区間を奈良交通和束線として運行継続。京都府内完結路線でありながら奈良ナンバーのバスで運行されているのが面白いです。

なお、近城線は、清水橋からr5から分岐する町道を経由、府県境を跨いで朝宮に抜けていました。