2020年東京五輪の水泳会場となる、お台場海浜公園で水泳競技のテスト大会が開催されました。参加選手からは、高水温や異臭に対する不満の声が相次いだといいます。それも「水温も気温も高く、日差しも強く、熱中症の不安が拭えない」、「トイレの臭いがする」と報告されるほど、悲惨な状況とのこと。

そもそも、五輪開催地の決定プロセスに始まり、なぜこの猛暑の中で開催するのか、新国立競技場建設の過大投資、ブラックボランティア、ほかあまりに杜撰さが目立つ2020年東京五輪。ここに来て、お台場海浜公園のプール異臭問題が噴き出す始末です。

なぜ、トイレのような異臭が起こるのかということについて、環境・医療ジャーナリストの志村岳氏は、次のように説明しています。「お台場はゴミで埋め立てられた場所。海底のゴミが、海水を汚染しています。ただでさえ、隅田川などが運ぶ汚水が流れ込むうえ、大雨や台風の際は、下水の処理能力を超えた汚水が川に流出され、お台場に到達する。しかも、地形が入り組んでいるため、これらの汚水が外海に出て行かず、よどんでしまう」。お台場は東京では最も泳いではいけない海なのだそうです。

このまま、お台場のプールを競技場に使えば、世界中から非難の嵐が殺到するのは明らか。2020年東京五輪そのものを中止にするほうが無難だと思うのですが・・・。

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